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カテゴリー:更年期の体の不調の原因と対策

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手足の痺れや関節痛も更年期障害だった!?他の病気の可能性は?

更年期の体の不調の原因と対策

「手足の感覚が鈍くなったような気がする」「手足がしびれる」

「皮膚がピリピリする」「蟻が這っているようで気持ち悪い(蟻走感:ぎそうかん)」

 

これらは更年期に起きやすい症状です。

 

なぜこのような症状が起きるのでしょうか?その原因と緩和する方法、さらに更年期症状ではなく他の病気の可能性について紹介します。

 

更年期のしびれ・こわばりはエストロゲンの減少が原因だった

 

だれでも年齢を重ねるとシワが増えたり乾燥肌になってきます。いつまでも若くありたいと願う女性にとっては、美容面での変化も深刻です。


悲しいことに、女性の場合加齢と共に徐々に変化していくのではなく、更年期にガクッと潤いがなくなっていきます。

 

それは女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少していくからです。

 

エストロゲンの減少によって皮膚が薄く弾力がなくなる

 

エストロゲンには皮膚に弾力や潤いを与えて若々しく保つ作用があります。エストロゲンが減少すると老化が進んで皮膚が薄くなり、皮脂や水分も減ってきます。


そうなると、皮膚の弾力がなくなるだけでなく、刺激にも弱くなってしまうのです。些細な刺激にも敏感に反応するようになり、しびれまでは感じなくても違和感を感じるようになります。


また、自律神経の乱れもこうした知覚の異常に関係しています。エストロゲンと自律神経の関係はこちらの記事を参考にして下さい。

 

 

 

関節の不調はエストロゲンの減少も要因

 

関節の痛みは、関節をスムーズに動かすための軟骨が擦り減ったり筋肉が衰えることで起こります。いつも同じ姿勢や動きをしていたり、スポーツによって酷使することによって起こりますが、エストロゲンの減少が原因のこともあります。


更年期の関節痛の多くは、こうした軟骨や筋肉の老化に加えて、エストロゲンが減少して血行が悪くなることも要因となっています。


この症状は、女性ホルモンが不足してきた初期に感じる人が多く、手首やかかと・指など小さな関節のこわばりやしびれから感じ、次第に膝や股関節など大きな関節の痛み、腰痛へと移っていきます。

 

油断しないで!更年期障害以外の原因のことも!

 

そうはいっても、こういった手足のしびれや関節痛がすべて更年期の症状だと油断していると、思わぬ病気が潜んでいる可能性もあります。

同じような症状が起こる病気には関節リウマチなどの自己免疫疾患や脳の病気でも手足のしびれを感じることがあります。更年期の症状と間違いやすい病気をいくつか紹介します。

 

女性に多い関節リウマチ

 

関節痛といえばリウマチでは?と思い浮かぶほど知られている病気ですね。この場合正確には「関節リウマチ」です。

 

病気のくくりはややこしくて、ちょっとわかりづらいので簡単に説明します。

 

関節リウマチは、関節が炎症を起こし、次第に軟骨や骨が破壊されて変形してしまう病気です。原因は免疫の働きの異常と考えられています。


生物には外的から守るはずの免疫が備わっています。それが自分自身の細胞やタンパク質を攻撃してしまうのが自己免疫疾患です。関節リウマチは自己免疫疾患に分類されます

 

一般に関節リウマチはリウマチと言われますが、広い意味でのリウマチは関節や周囲の骨、筋肉などが痛む病気全般を指し、これをリウマチ性疾患といいます。

 

リウマチ性疾患のおおまかな種類
 
  • 自己免疫疾患(関節リウマチ・全身性エリテマトーデスなど)
  • 細菌やウイルス感染によるもの
  • 代謝の異常(通風、甲状腺の病気など)
  • 外傷や加齢によるもの(変形性関節炎など)
  • ストレスなどによるもの(慢性疲労症候群など)

 

関節リウマチ発症のピークは30~50代!女性は男性の4倍!

 

関節リウマチはどの年代でも起こりうる病気ですが、発症は30代~50代がもっとも多く、全体で見ても女性は男性の4倍です。プレ更年期から更年期真っ只中の女性が要注意な理由です!


もともと自己免疫疾患は女性に多い病気です。関節リウマチを含む膠原病ではさらにその差は開き、圧倒的に男性より女性が多いほどです。10倍以上といわれます。

 
関節リウマチと膠原病の豆知識

 

膠原病も最近よく聞かれる疾患ですね。膠原病とは、皮膚や血管、筋肉、関節など全身にある結合組織に慢性的に炎症が起こる疾患です。

 

実は病名ではなく、ある特徴を持つ疾患の総称で、グループ名という感じのものです。
こちらもまたややこしいのですが、結合組織に病変を持つ疾患のひとつが膠原病と呼ばれる疾患グループなのです。膠原病と関節リウマチを図解するとこんなかんじです。

 

 

 

重症化すると寝たきりにも!繊維筋痛症

 

繊維筋痛症とは、検査をしても血液にも、免疫にも異常が認められないのに、全身激しい痛みに襲われる病気です。

 

痛みの程度は軽度~重度まであり、重度になると「ガラスの破片が通ったような」と形容されるように、まさに激痛です。


重症の場合、髪や爪に触るなどの少しの接触や温度湿度の変化にも反応して疼痛が走り、日常生活も困難になってしまうこともあります。


全身または広範囲に痛みが拡がることもありますが、関節などある部分だけ痛む場合もあります。また、部位も日によって変わったりもします。


発症は男性より女性、特に中高年の女性に多いと言われています。

 

まだ認知度が低く、自律神経失調症や更年期障害など誤診されることも。推定では200万人の患者がいるのではといわれています。

 

中高年女性に多い手のしびれは手根管症候群だった!?

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)って聞いたことありますか?

 

手根管とは手首にある骨と靭帯で囲まれた空間で、9本の指を動かす腱と正中神経が通っています。


ここがなんらかの理由で圧迫されることによって、手のしびれを感じるようになります。これを手根管症候群といいます。


外傷によるものや代謝性疾患に起因するものもありますが、ほとんどが手を酷使したことによる髄膜炎と更年期の女性の特発性の症状です。この場合、原因はよくわかっていません。


症状の特徴として、小指と薬指の半分(小指側)にはしびれを感じないことです。重症になると親指の付け根の筋肉が萎縮して筋力低下や開かなくなるなど、日常生活に支障をきたします。

 

頚椎や腰椎の変形でも手足のしびれや麻痺はおこる


だれでも加齢に伴って椎間板は老化していきます。椎間板は頚椎同士のクッションの役目を果たしています。クッションがつぶれることによって、骨がだんだん大きくなって棘々してきます(骨棘=こつきょく)。


また、こちらもやはり加齢によって靭帯が厚く固くなります。これらが原因で脊髄管にある脊髄が圧迫されて手足にしびれや運動障害があらわれます。

 

手足の先からピリピリじんじんは糖尿病が原因!?

 

糖尿病の合併症には三大合併症とよばれるものがあります。

 

  • 糖尿病性網膜症
  • 糖尿病性腎症
  • 糖尿病性神経障害

 

この糖尿病性神経障害では、初期症状として手足の先の痛みやしびれがみられます。放っておくと末梢神経が破壊され、感覚が鈍くなったりなくなったりします。

 

 

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まとめ

 

急に手足がしびれたり関節が痛んだりすると誰でも心配になります。特に指先の感覚が変だと、家事をするのも気が滅入ってしまいますね。


それに、関節痛もなかなかしんどいです。私もエストロゲンが急激に減ってきたかな-という時期、とても辛かったのを覚えています。

 

朝起きてしばらくは手足がこわばってキッチンに立つのも嫌でした。それどころか、歩くのも・・・。


でも、その痛みやこわばりは自然に軽減していきました。手足のしびれや違和感、関節痛は更年期の症状であればそれほど心配しなくても大丈夫です。


ただ、症状が次第に重くなっていくときや、あまりに長期間続くときはこの記事でも紹介した他の病気の可能性もありますから、専門機関を受診してくださいね。


更年期障害の場合は血流をよくすることが症状緩和には効果的です。しっかり入浴をする・マッサージをするなどして血行を促進しましょう。

40代になって突然冷え症に!更年期の手足や腰の冷えは十分なケアを!

更年期の体の不調の原因と対策

 

東洋医学では冷え性も治療対象

 

冷え症は年代問わず多くの女性の悩みのひとつです。思春期を過ぎた女性の半数以上が冷えを感じているといいます。

 

また、最近は子どもの冷え性も増えていますね。 若いときはそうではなかったのに、更年期になって急に冷えに悩まされる女性も多いです。

 

もともと冷え症だった人はさらに重症化して「冷えのぼせ」という状態になってしまうこともあるので注意が必要です。

 

冷え自体は病気ではありません。でも、肩こりや頭痛、肌荒れや不眠など不快な症状につながります。

 

さらに、膀胱炎や関節リウマチなどの病気の原因にも! 冷えの原因と対策を紹介しますので、できることから実践してみてくださいね。

 

冷え症そのものは病気ではないと書きましたが、これは西洋医学でのことです。冷え症という病名がつかないという意味です。

 

そもそも病態としての定義がありません。本人が冷えていると自覚していれば「冷え症」なのですね。例えばこんな人は冷え症といえます。

 

  • 気温が特別低いわけでもないのに手足が冷たい、全身が冷えてつらい
  • 夜布団に入っても足が冷たくて眠れない
  • お腹を触ると冷えている

 

西洋医学に対して、東洋医学では冷え症は病気として治療の対象です。厳密には未病(発症にはいたらない病気の予兆)で、現代での予防医学ともいえます。

 

冷え症になる原因は?なりやすい人のタイプはあるの?

 

では、人はなぜ冷え症になるのでしょう?メカニズムをみてみましょう。

 

人間の体は気温が変化しても体温を一定に保とうとする機能があります。でも、これはあくまで生体維持のためです。脳や臓器を守ることが優先されます。

 

末端冷え症という言い方をするときがありますが、体の先端が冷えやすいのは当然のことです。血液を送り出す心臓から遠いから? その通りですが、もう少し詳しく説明します。

 

寒いときに手足が冷える仕組み

 

人間に体温を一定に保とうとする機能が備わっている理由は脳を守るためです。脳は44℃以上になると何かしらの障害が、33℃以下になると意識を失ってしまいます。

 

体温調節の司令塔は間脳の視床下部です。あれ?自律神経や更年期のキーワードのひとつですね。これについては後で説明します。

 

体が体温より低い温度にさらされると脳を守るために視床下部はふたつの指令を出します。

 

  1. 体から熱を逃がさないようにする指令
  2. 体内に熱を作り出す指令

 

このうち(1)の体から熱を逃がさないようにするために、毛細血管を収縮させます。

 

血流は熱を運びます。もともと皮膚の表面と手足の末端は熱を放出しやすいので、毛細血管を収縮させることで血流による熱の放出を抑えるわけです。

 

ちなみに、(2)の体内で熱を作り出すというのは、筋肉を振動させることによって起こります。寒さが増してくると体がぶるぶる震えてくるのはこのためです。

 

このように、人間は寒いときは手足が冷たくなって当たり前です。ただ、冷え症といわれるほどの状態になるにはいくつか原因があります。大まかに分けるとこれらです。

 

  • 倹約遺伝子の変異による遺伝的要因
  • 自律神経の乱れ
  • 冷えを引き起こす生活習慣

 

ひとつずつみていきましょう。

 

冷え症は遺伝する!?倹約遺伝子って?

 

まず遺伝的要因についてですが、冷え症に多いタイプに筋肉量が少ないなどの構造上の起因があります。男性より女性の方が冷え性が多いという理由もこれですね。

 

身体的な特徴は遺伝することは想像できます。しかし、近年の研究によって遺伝子レベルで冷え症になりやすい、すなわち冷え症は遺伝するという見解が出ています

 

肥満遺伝子って聞いたことありませんか?これは基礎代謝に関係する遺伝子で、現在で50を超える関連遺伝子が発見されています。

 

人間は苛酷な環境に追い込まれても生存することができるように、基礎代謝を落として生命活動を維持する機能があります。その遺伝子が肥満細胞が変異したもののひとつで、倹約遺伝子と呼ばれています。

 

その倹約遺伝子と冷え性がどう関係しているのか?気になりますね。 倹約遺伝子のβ3-ARの遺伝子変異は、交感神経の反応性を低下させると考えられています。

 

・・・なんのこっちゃ?ですよね。 かいつまんで説明すると、手足の末端に寒冷刺激を受けると交感神経が働いて血管がぎゅっと縮まります。

 

刺激がなくなれば交感神経活動は減少して血管は拡張するのですが、β3-ARの遺伝子変異を持っている人は、なかなか回復しないというものです。いつまでも手が冷たいままなわけです。

 

重度の冷え性は自律神経失調症?

冷え症の原因でキーワードともいえるのが自律神経の乱れです。ここまでで、冷えは血流が少なくなる状態だということは分かりましたね。 この血流に自律神経は大きく関わっています。

 

血行不良になる要因は他にもありますが、それはまたのちほど。 自律神経は呼吸や心拍、消化吸収、血流を管理しているとても重要なものです。

 

そして、外部環境の変化などから生体を守る恒常性の維持という欠かすことのできない役割も持っています。 気温の変化にも対応できるのもこの働きのおかげです。

 

更年期障害は自律神経失調症状のひとつ?

 

ホルモンバランスは自律神経と密接に関係しています。それは、どちらも視床下部が司令塔だから!

 

女性は毎月の生理周期でもホルモンバランスが崩れます。女性ホルモンのエストロゲンの分泌量に変動があるからですね。

 

更年期はエストロゲンが急激に減少する時期です。自律神経が乱れてしまうのはしかたないといえます。

 

冷え症の大きな原因は生活習慣!

 

遺伝的要因やホルモンバランスの乱れが冷え症の原因と聞くと、努力してもムダじゃないかと思われました?でも、これらはあくまで原因のひとつです。

 

それに、冷え症の原因は複数重なって起こりますが、その中でも生活習慣によるものが多くの割合を占めています。

 

良くない生活習慣を続けることによって、自律神経の乱れや血行不良を引き起こし、それが冷え症につながってしまうのです。 冷え症の人は特に以下の項目に気をつけてください。

 

  1. 睡眠はしっかりとる
  2. バランスの良い食事(偏食をしない)
  3. 体を冷やさない
  4. 体を動かす

 

暑いのに冷えてる?更年期女性に多い冷えのぼせに注意!

 

冷えのぼせとは、上半身はカッカとのぼせたように暑いのに手足が冷えている状態です。

 

これは冷え症が重症化したもの!50代女性がもっとも多く、次いで20代女性ということです。自律神経の乱れによる冷え症の典型例ですね。

 

更年期でホットフラッシュがつらいわ・・・という人も、実は冷え症になっているかもしれません。自覚症状のない人でも、ふだんから温めておきたい箇所を覚えておいてくださいね。

 

  • 首の後ろ
  • おなか
  • お尻
  • 足首

 

特に、のぼせやほてりが強いときはついつい首の後ろを冷やしてしまいがちですが、絶対だめです。冷やす場合は首の側面にしましょう。

 

更年期の冷え性を改善!絶対気をつけたい4つのポイント

 

若いときは冷えなんて全然感じなかったのに、更年期になって急につらく感じるほどの冷え性になった人もいると思います。ここでしっかりケアをしないと、症状の悪化や他の不調を招きかねません。

 

血流アップに適度な運動を

 

更年期の症状は冷え症だけではありませんね。頭痛や動悸がひどくて動くのもつらいときもあるかもしれません。そこまで酷くはないけれど、なんとなくだるくて体を動かすのが億劫だったり。

 

適度な運動は血流アップになります。ウォーキングはおすすめですが、日常生活でこまめに体を動かすようにするだけでも効果があります。

 

スイミングは体を冷やすので、冷えが気になる人は避けたほうが無難です。

 

一般に、男性より女性のほうが冷え性が多いといわれる理由のひとつに筋肉量があります。筋肉は熱を産み出します。

 

ムキムキになる必要はまったくないので!引き締まったきれいなふくらはぎを目指すのもよいのでは?

 

夏でもしっかり湯船につかりましょう

 

夏でもシャワーだけですまさないで湯船につかりましょう。

 

冷え症改善には半身浴が特におすすめです。ぬるめのお湯(38℃くらい)にみぞおちまで20分くらいつかりましょう。 その際、上半身を冷やさないように気をつけてください。

 

冬は前もって浴室を温めておくと良いです。肩にタオルをかけるなどして冷えないようにしましょう。

 

手軽にできるフットバス(足湯)もおすすめです。このときは40~42℃の熱めのお湯で。途中、冷めてきたらお湯を足してくださいね。

 

エッセンシャルオイルを1~3滴たらしてアロマバスを楽しむのも良いですね。 足湯におすすめのアロマはローズマリーとオレンジスイートです。

 

ローズマリーは若返り効果が有名です。甘くてフレッシュな香りのオレンジスイートは心も体も元気にしてくれます。

 

 

 

衣類は冷やさない!締め付けない!が基本

 

冷え症の人に薄着は禁物です。冷やさないのが一番です。ただ、更年期にはのぼせやほてり(ホットフラッシュ)、急に多量の汗が吹き出す(スウェッティング)という症状もあるのがやっかいですね。

 

やっぱりおすすめは重ね着です。襟元を締め付けるデザインの衣服は避けたいので、ショールは活躍します。

 

汗をかいたら必ずふき取りましょう。放っておくと冷えの原因になります。

 

また、血流を妨げないために体を締め付けるのもNGです。ガードルもやめておいたほうが無難です。インナーはほどよくフィットしたものを選ぶようにしましょう。ショーツはおへそが隠れるものがベストです。

 

靴にも気をつけましょう。ふくらはぎを締め付けるブーツ、かかとの高い靴も血行を悪くします。ちなみに、足の老化防止にはペタンコ靴も良くないです。ちょうどよいかかとの高さは身長の1.5%くらい。身長が160cmの人なら2.5~3cmです。

 

体を温める食材を摂りましょう

 

食事はバランス良く食べるのが基本ですが、冷え症改善のためにちょっと気をつけて摂りたいものを紹介します。

 

ただ、あれもこれもと食材を並べても覚えられないですよね。おおざっぱに体を温める野菜の特徴を紹介します。

 

  • 寒い地方で育つ作物
  • 冬が旬の作物
  • 地中で育つ作物
  • 暖色系の作物
  • 水分の少ない作物
  • 発酵しているもの

 

 

 

例外として、生の生姜は体を冷やすので熱を加えてください。トマトも鮮やかな色で一見体を温める野菜と誤解しますが旬は夏で水分が多く、体を冷やします。ただ、こちらも加熱するとあっため野菜に変わります。

 

まとめ

 

それまで冷えとは無縁だと思っていた人も、40代を過ぎ更年期にさしかかった頃に突然冷え性になることがあります。

 

「冷え」は東洋医学では未病に分類され、れっきとした治療対象。冷え自体も辛い症状ですが、放っておくと膀胱炎や関節リウマチなどの病気の原因にもなり得ることは先述したとおりです。

 

「冷え」を感じたら、今回紹介した対処法を参考にして悪化させないようにしてくださいね。

 

更年期の動悸・息切れはよくある症状?病気の可能性は?

更年期の体の不調の原因と対策

更年期の動悸・息切れはなぜ起こる?原因を知っておこう!

 

何もしていないのに突然心臓がバクバク・・・驚きますよね。何か病気の予兆ではないかと心配になります。でも、実は更年期の症状でも案外多く聞かれる訴えなのです。

 

胸がバクバクするほかに、胃のあたりがなんとなくスッキリしない・ムカムカするといったこともあります。更年期になぜ動悸や息切れが起こるのか、その原因と対策を知っておくと安心です。

 

今回は更年期症状としての動悸や息切れの原因と対策について、そして他の病気の可能性について紹介します。更年期以降、女性は病気のリスクが高くなりますので、ぜひ知っておいてください。

 

更年期に突然動悸や息切れが起こる主な原因は自律神経の乱れによるものです。自律神経失調症の症状ともいえます。女性ホルモンと自律神経の関係を簡単に説明します。

 

エストロゲン不足と自律神経の関係

 

卵巣機能が衰えてくる閉経間近、卵巣はそれまでのように女性ホルモンを作ることができなくなります。特にエストロゲンの不足は女性の体をとても不安定にさせます。

 

ホルモン分泌の司令塔である視床下部は、体内のエストロゲンが少ないことをすぐさま察知して「もっと出せ!」と指令を出しますが、卵巣にはそれに答えるだけの力が残っていないので、やっぱり足りません。

 

それでも視床下部はどんどん指令を出し続けヒートアップしていきます。次第に視床下部は混乱してきますが、その混乱が同じ中枢をもつ自律神経に飛び火してしまうわけですね。

 

動悸はなぜ起こる?更年期障害の動悸の特徴は?

 

自律神経の乱れが動悸を引き起こすことはわかりました。ところで、動悸が起こる原因やシチュエーションを考えてましょう。

 

動悸ってどんな症状?

 

胸がドキドキする・ドクンと胸の中ではじけた感じがするなど、心臓の鼓動を自分で感じることをさします。

 

これは人によって感じ方はさまざまなようで、胸をドンドンとたたかれていると感じる人もいます。

 

どんなときに動悸がする?

健康な人でもこんなときは動悸が感じられますね。

 

  • 運動をしたとき
  • 緊張や不安を感じたとき
  • 興奮したとき
  • 脱水や熱中症になったとき
  • 血圧が上がったとき
  • 飲酒や喫煙
  • 自律神経の乱れ・・・など

 

これらは病気を起因としない動悸で生理的な現象です。運動をしたときや緊張・興奮で交感神経が一時的に優位になっても、ふつうはしばらく経つと治まります。

 

更年期の動悸の特徴

 

更年期症状としてよく聞かれる動悸で特徴的なのは、 何もしていないのに突然胸がドクドク・・・ 運動もしていないし、特別興奮したり緊張したわけでもないのに症状がやってくることです。

 

さらに、就寝中に突然動悸がして目が覚めてしまうということもあるのです。

 

 

本当に更年期障害?他の病気が原因の動悸も!

 

更年期の症状としても動悸や息切れは起こりますが、当然すべてがそうとは限りません。閉経以降、エストロゲンがわずかになった女性の体は、さまざまな病気のリスクが高くなっています。

 

不整脈があるときは要注意!

 

更年期以降は心疾患にかかる人も増えてきます。動悸や息切れとあわせて不整脈がある場合はきちんと診察を受けましょう。

 

不整脈とは?

 

不整脈は脈が飛ぶことだけではありません。脈が早かったり遅かったりした状態も不整脈です。

 

  • 頻脈(ひんみゃく)・・・脈が速い
  • 徐脈(じょみゃく)・・・脈が遅い
  • 期外収縮・・・脈がとぶ

 

通常、私たちの脈は50~100回/分です。アスリートなどはスポーツ心臓といって、1分間の脈拍が少ない人が多いそうですね。

 

ほとんどの不整脈は他の症状が伴わなければ特に心配はないそうですが、怖いタイプの不整脈もあります。

 

注意すべき不整脈

 

  • めまいがしたり急に意識がなくなる・失神する
  • 脈拍が1分間に40回以下で動くと息切れやめまいがする
  • 突然激しい期外収縮がおこり心臓の動きが不規則になり、頻脈(1分間に150~200回以上)になる

 

上記のような不整脈のときは注意が必要です。

 

更年期は狭心症や心筋梗塞などの心臓病に気をつけなければいけませんので、不整脈があるときはまず検査を受けるようにすると安心です。

 

その他の考えられる動悸の原因

 

心疾患以外にも、動悸や息切れを起こす原因があります。

 

  • バセドウ病・橋本病など甲状腺疾患
  • 高血圧
  • 貧血など

 

また、肥満も動悸を引き起こす原因になります。無理なダイエットは健康を損ないますが、更年期には美容と健康のためにも、特に適正体重を心がけましょう。

 

更年期障害が理由の動悸、治療は必要?どんな方法がある?

 

一通り検査を受けて、他の病気が原因ではない場合は特に治療の必要はありません。更年期の症状が落ち着いてくれば自然に治まります。

 

ただ、つらい時にはHRT(ホルモン補充療法)漢方療法など更年期の治療を選択するのも方法のひとつです。

 

自律神経調整剤を使って治療する場合もあります。薬を飲まなくても、自律神経を整える生活習慣やリラックス方法を生活に取り入れることも有効です。

 

ストレスが大きな原因になっていることも!

 

女性ホルモンのエストロゲンの減少は、体の自然な変化なので致し方ないことですが、更年期といえば人生の中でもストレスの多い年代です。

 

ストレスが大きな原因になっていることもあります。

 

その場合、自分ひとりで抱え込まずに専門家を頼りましょう。精神安定剤での治療や、カウンセリングを受けるだけでも気持ちが楽になります。

 

更年期は小休止の時期!少し気を抜いたくらいがちょうどいい!

 

なんとなくだるい、やる気がおきない、急なのぼせなど更年期の症状はあっちにもこっちにも現れます。でも、そうそう休んでいられないのが40代50代です。

 

仕事人としても、妻としても母としてもまだまだ忙しい! 責任感の強い人であればなお更、更年期を理由に手を抜くことはできないのではないでしょうか?

 

でも、体が大きく変化する時期ですからスローダウンも必要です。生活や考え方を少し見直してみましょう。

 

  • 睡眠をしっかりとって疲れをためない
  • 適度に体を動かす
  • 1日のうちで少しでも良いのでリラックスタイムを!
  • 気分転換できる方法を見つける

 

 

一人でできるストレス解消法があれば良いですね。たまには気のあった友人とのティータイムも気分転換になるのでは?

 

過呼吸に注意!

 

動悸や息切れがしたときは、大きく深呼吸をしてリラックス。気持ちを落ち着かせましょう。症状が重いときは過呼吸になっていることがあります。

 

その場合の対処法を紹介します。 紙袋を口にあててゆっくり粋息を吸いましょう。このとき、ビニール袋は使わないでくださいね。窒息の危険性があります。

 

紙袋がないときは、自分の両手で口と鼻を覆って呼吸を。

 

まとめ

 

動悸や息切れも更年期障害の中で比較的多い症状です。私も突然ドクン!と心臓が波打つ経験をして焦ったことがあります。

 

しばらく安静にしていたら収まるのですが、やはり気持ちの良いものではありません。息切れもあぁもう歳だから…と違う意味で落ち込んだりしちゃいませんか?

 

更年期障害であれば一時的なものなので自然に収まっていきます。ただ、先述したように別の病気(高血圧やバセドウ病など)が原因のことも。おかしいと思ったら診察を受けるようにしましょう。

 

そして大切なことはストレスを溜めないことです。

更年期のどうしようもない眠気の原因は?解決法はある?

更年期の体の不調の原因と対策

更年期女性の悩みで、とにかく眠い!があります。ホットフラッシュや頭痛といった急性的な症状と違って、気力で乗り切ろうとしている人が多いのでは?

 

今回はなぜ眠気が襲ってくるのか、その解決法を紹介します。

 

見過ごしがちな倦怠感

 

もともと更年期というのは、ホルモンバランスが大きく乱れることで、体だけでなく心にもさまざまな症状があらわれます。

 

日によって症状がころころ変わるのも特徴です。 その中でも、慢性的に感じるだるさや倦怠感は見過ごしてしまう症状ですね。

 

もちろん、「体力がなくなったなー」程度で上手く乗り切っていく女性は多いのも確かです。 でも!

 

  • 眠くて仕方がない
  • 仕事中に居眠りしそう
  • 夕方になると我慢できない眠気に襲われる

 

こんな状態が続くとつらいです。横になることが多くなると、家族にも怠けてるんじゃないか?なんて思われそうで、かえってストレスになることも。

 

更年期のモーレツな眠気の原因は?

 

なぜ、こんなにも我慢できないほどの眠気に襲われるのでしょう?歳をとって体力がなくなったせい?それとも何か深刻な病気?気になりますよね。

 

確かに、50代にもなれば若い頃のようにはいきません。20代の頃は学校や仕事帰りにちょっと遊びに行っても大丈夫だったし、睡眠不足が続いても週末に取り返せたし、徹夜だって!

 

もちろん、いくら若くても度を越えると不調は起きますよ。 ところが、更年期を迎えた現在は?

 

  • 仕事と家事でクタクタ~。平日はまっすぐ帰宅よー。
  • 週末に寝だめしても疲れが取れない!
  • 徹夜なんてとてもできない!

 

体力がなくなったせい?でも、私たちの親世代、60代70代の女性ってパワフルだと思いませんか?徹夜はしないでしょうし、無理はしていないでしょうが。

 

更年期は心身ともに疲れている状態!その理由は?

 

まず、人が猛烈に眠くなるのはどんなときでしょう?特に女性特有の眠くなる原因があります。

 

  • 睡眠不足
  • ホルモンバランスが崩れたとき
  • 精神的に強いストレスを感じたとき

 

上記についてはあとで詳しく説明しますが、まずそもそもなぜ人は眠くなるのでしょう?当たり前だ、眠らないと死んじゃう!

 

人間が眠くなるふたつの理由とは?

 

そう、生体を維持するために人は眠りますね。そこにはふたつの理由があります。

 

  • 恒常性を維持するため
  • 生体時計によるもの

 

恒常性を維持するというのは、脳や体が疲れたときに寝ること。脳は休ませないと死んでしまいますから。疲れてくると無意識に睡眠を促す物質が溜まってくるわけですね。

 

もうひとつが、疲れとは関係なく一定の時間になると眠くなるからだのしくみです。

 

健康な状態であれば、夕方から睡眠を促すメラトニンがどんどん分泌され、夜になると自然に眠くなるというわけです。

 

寝ているのに睡眠不足になる!?

 

 

十分な睡眠時間というのは人によって違いますが、最低でも6時間はとりたいです。え?足りない?まず、自分の眠りのタイプを知っておきましょう。

 

最近耳にするのがショートスリーパー、ロングスリーパーという言葉です。その人によってどのくらいの睡眠が必要かで分かれます。

 

  • ショートスリーパー=6時間未満の睡眠で足りる人
  • バリュアブルスリーパー=6~9時間で流動的な睡眠で大丈夫な人
  • ロングスリーパー=9時間以上の睡眠が必要な人

 

このタイプは体質的なもので、無理に変えられるものではないといわれています。自分がどのタイプかは更年期世代であれば経験則で知っているかと思いますが、ここで再考してみるのもおすすめですよ。

 

入眠時間、起床時間、睡眠時間、目覚めたときの感覚、その日1日の体調やパフォーマンスを一定期間メモして自分の睡眠サイクルを確認しましょう。

 

女性ホルモンの乱れが睡眠の質を大きく低下!

 

そして!女性ホルモンに大きく関係する更年期ならではの睡眠不足の理由もあります。

 

  • 夜中にほてったり汗をかいて起きてしまう
  • 手足が冷えて寝付けない

 

睡眠の質が下がってしまうわけですね。そうなると、11時に布団に入って7時に起きたとしても、寝ているのにすっきりしない・・・という不満が出てしまいます。

 

女性ホルモンと睡眠は大きく関係しています。生理前に猛烈な眠気が襲ってきた経験、妊娠初期にやたら眠い「眠り悪阻」の経験がある人も多いと思います。

 

更年期の場合は、エストロゲンが急激に減少することで自律神経のバランスが乱れるからで、細かく言うと生理前のPMSや妊娠中とはちょっと異なる部分もありますが、女性ホルモンの仕業という意味では同じですね。

 

更年期世代ははストレス包囲網と知るべし!

 

ストレスによっても猛烈な眠気が襲ってくると先ほど説明しました。ストレスを受け続けると脳はクタクタに疲弊してしまいます。

 

人は防御本能として脳をクールダウンしようと眠気を引き起こすのですね。ストレス解消法には「寝ることが一番!」という人もいます。あながち間違っていません。

 

また、ストレスによっても自律神経が乱れます。緊張状態が続くということは、交感神経優位のときが多いということです。これが、寝つきが悪い、眠りが浅いの原因ともなってしまうのです。

 

昼間の眠気対策!更年期だからこそ心がけたいこと3つ!

 

気をつける3つのポイントはズバリこれです。

 

  1. 生活リズムを整える
  2. 適度な運動をする
  3. ストレス解消をする

 

1.生活リズム(睡眠リズム)を整える

 

50代、まだまだ忙しいです。仕事をしていれば責任あるポストに就いているかもしれませんし、家庭でも子育てが終わっていないことも。

 

最近は出産年齢が上がっているので、まだ中学生、高校生、小学生のお子さんがいてもおかしくない年齢です。そうなると更年期と子供の児童期・思春期が丸かぶりです。

 

最初はなかなか難しいかもしれません。主婦って寝るのは一番最後、起きるのは一番最初・・・自然にそうなっている家庭は多いです。でも!今は自分の健康管理が最優先ですよ。

 

  • 決まった時間に布団に入る
  • 決まった時間に起きる
  • 朝日を浴びる

 

ポイントは3つです。休日はちょっと朝寝坊したいところですが、いつもの起床時間から1時間程度にしましょう。

 

目覚めたらはカーテンをすぐに開けましょう。朝の光はセロトニンを活性化させます。曇りや雨の日でも効果はあります。

 

2.適度な運動をして心地よい疲れを!

 

いくら人には生体時計が機能して、夜になると眠くなるといっても、やはり質の良い睡眠には適度な疲れは必要です。夜の寝つきをよくするためにも日中しっかり体を動かしましょう。

 

だからと言って、激しい運動は逆効果です。朝のランニングもやりすぎると日中の眠気を誘ってしまいますよ。ウォーキング程度の軽い運動がよいです。

 

 

また、スポーツにこだわらず体をよく動かす習慣づけをするだけでも効果はあります。スーパーまで早歩きをする、エスカレーターではなく階段を使う、家の窓をピカピカにするなど。

 

家事をちょこまかこなすとかなりの運動量になります。ただ、腰に負担がかかりやすいのが注意点です。柄の長いモップを使うなど、家事道具を工夫してくださいね。

 

3、ストレスを溜めない!楽しみを見つけましょう

 

40代、50代はストレスの多い年代です。子供の受験?親も気が気じゃありません。また、子供が就職や結婚で巣立ったりすると、心にぽっかり穴が空いて気力がなくなる「空の巣症候群」と呼ばれるうつ気分になることも。

 

老親の介護問題も持ち上がる頃ですね。養親であれ、実の親であれ介護はたいへんです。親の旅立ちが増えてくるのもこの年代です。

 

自分自身の更年期の不定愁訴も大きなストレスであることは言うまでもありませんね。 夫婦関係も見直す時期に来ているかもしれません。

 

今までのように、「私がやれば済むから」と雑事を一手に引き受けてきた主婦は、家族にヘルプを出してもよい時期です。

 

ひとつひとつ解決するには問題が多すぎて、何から対処してよいのか分からなくなることもあるでしょう。ぜひ、自分だけの楽しみを見つけてください。

 

趣味というはっきりしたことでなくても良いのです。この音楽を聴くとハッピーになれる、この映画を観ると元気になるなど。

 

小さなハッピーをたくさん持っておくのも良いですよ。 我が家ではこういう私のプチ気分転換を「ママのガス抜き」と呼んでます。

 

昼間にどうしようもなく眠くなったときの解決策

 

それでも日中眠くてどうしようもないときはありますね。そんなとき、目を覚ますいくつかの方法を紹介します。簡単にできますので参考にして下さい。

 

  • 耳を引っ張る
  • ガムを噛む
  • カフェインを摂る
  • 息を止める(できるだけ)
  • ツボ押し
  • 誰かと話す

 

どれも当たり前のことばかりでした?耳を引っ張るのは瞬間的に効果は高いですよ。人前でガムを噛めないときなどおすすめです。

 

眠気覚ましに聴くツボは中衝(ちゅうしょう)、老宮(ろうきゅう)、合谷(ごうこく)、百会(ひゃくえ)、天柱(てんちゅう)、晴明(せいめい)などです。 参考になる動画があるのでどうぞ。

 

 

天柱は後頭部の髪の生え際で、首の中心にある僧帽筋のすぐ外側にあります。緊張型頭痛にもよく効くツボです。

 

昼寝をする場合の注意点

 

それでもつらいときは昼寝もアリです。ただ、その際30分以上は寝ないようにしましょう。

 

ノンレム睡眠に入ってしまうと寝覚めたときにボーっとしがちですし、夜の睡眠にも支障が! 寝る前にカフェインを摂ると10~15分程度で起きやすいです。

 

布団で横になるのではなく、ちょっとうたた寝くらいにしておきましょう。

 

まとめ

 

更年期の眠気は尋常ではない時があります。眠くて眠くてソファに倒れ込んでしまうこともありました。

 

主婦であったり母であったり、また仕事をしているビジネスウーマンもふだんから寝不足気味ではないですか?

 

更年期は体の変化がある時期ではありますが、同時に今まで頑張ってきたからだのメンテナンス期間だと思って労ってあげましょう。